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2005.11.29 Tuesday

人間国宝 『岩野市兵衛』


越前生漉き奉書の名物職人、岩野市兵衛さんは先代のお父さんに続き人間
国宝になられました。

和紙業界の人間国宝は三人目、その内二人が市兵衛さん(8代目と今回の
9代目)ですから凄い。

先代の市兵衛さんは越前和紙の最高峰「越前生漉き奉書」(こうぞ100パー
セント)の漉き手で、その手から漉き出される奉書は、広く内外の版画家
から支持されピカソも愛用していました。

また作家・水上勉は先代 市兵衛さんをモデルにした小説「弥陀の舞」で、
主人公にこう語らせてます・・・『つよい紙、質のええ紙をつくっておれ
ば、不景気もへったくれもありゃせん。手を抜いて弱い紙をつくるから、
信用が無うなる。売り先も狭うなる』・・・と

『国宝と呼ばれるな、私は職人である』
『名人と呼ばれるな、私はまだ生きている』

先代(8代目市兵衛さん、同じく人間国宝)の言葉をそのまま継いで、良い
紙ができるのは技術では無く、水のおかげ・・・と、こともなげに、あっ
さりと言い切ってしまう。

そんな市兵衛さんがこだわった、「こうぞとして生まれた繊維をそのまま
の状態で紙にする。」簡単そうでいて、実は大変な作業を、市兵衛さんは
今日も(当たり前に)続けられています。

〜神の授けをそのまま継いで〜親も子も漉く孫も漉く〜♪ 
〜清き心で清水で漉いて〜干した奉書の色白さ〜♪(越前紙漉唄)

そんな職人さん達がゴロゴロ居るこの地が好きです。




コメント
そういう人に私もなりたい。
  • yazawa
  • 2005.11.29 Tuesday 09:28
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